2015/11/27(金)~12/7(月)
こまばアゴラ劇場
不在の女をめぐり、語るほどすれ違い、遠のく記憶——。
ある日、緑子がいなくなりました。緑子の友人、恋人、兄が集ってそれぞれに、自分と緑子の話、自分から見て「お兄さんと緑子はこう見えてた」、「彼氏と緑子はこう見えてた」、「友達と緑子はこう見えてた」、「え、そんなこと言われたくないんだけど」、「や、でも緑子からはそう聞いてたし」、「ていうかお兄さんってサー」・・・・・・。
話すほど、遠のきます。
緑子の不在、ポッカーン。
公演概要
not midoriko but her room
ー公演日程ー
2015年11月27日(金)~12月7日(月)
11月
27(金)19:30 【割】
28(土)14:00【割】/19:00★【割】
29(日)14:00【割】
30(月)19:30【割】
12月
1(火) 休演
2(水)19:30★
3(木)14:00/19:30
4(金)14:00/《19:30》
5(土)14:00/19:00
6(日)14:00
7(月)14:00
*11月27(金)~11月30日(月)は前半割引!
お得にご観劇できます。
【アフタートーク】
*★11/28(土)19:00…
ゲスト:佐々木敦氏(批評家、早稲田大学教授)、山崎健太氏(演劇研究、批評)
*★12/2(水)19:30…
出演者と西尾佳織によるトーク
*《12/4 19:30》
鳥公園×リクウズルーム特別企画
「待つこと、こらえること」+トーク
この回は「緑子の部屋」の上演はございません。ーチケットー
2015年10月4日(日)発売
前売・一般:3,000円
前売・25歳以下:2,500円
当日・一般:3,300円
当日・25歳以下:2,800円
高校生以下:[前売・当日] 500円
前半割引(11/27~11/30の公演が対象)
前売・一般:2,700円前売・25歳以下:2,300円
当日・一般:3,000円
当日・25歳以下:2,600円
高校生以下:[前売・当日] 500円
《12/4 19:30》=鳥公園×リクウズルーム特別企画
「待つこと、こらえること」+トーク前売・当日:1500円
*「緑子の部屋」チケットまたは予約完了メールの提示で500円引き
*日時指定・全席自由
*受付開始は開演の40分前、開場は開演の30分前
*未就学児の入場はご遠慮いただいております。
ーチケット取扱い/お問合せー
ご予約▶
#11「緑子の部屋」
https://www.quartet-online.net/ticket/11midoriko_tokyo
鳥公園×リクウズルーム「待つこと、こらえること」
https://www.quartet-online.net/ticket/torikoen-reqoozoo
TEL▶080-1073-3446(制作 はぎや)
MAIL▶info.birdpark[a]gmail.com
#11「緑子の部屋」特設サイト
キャスト・スタッフ
キャスト
武井翔子
浅井浩介(わっしょいハウス)
鳥島明(はえぎわ)
スタッフ
作・演出:西尾佳織
舞台監督:浦本佳亮+至福団
舞台美術:中村友美
照明:石田光羽
衣裳:藤谷香子(FAIFAI)
音響:中村光彩
映像:森すみれ映像操作:伊藤知咲
宣伝美術:鈴木哲生
制作:萩谷早枝子、飯塚なな子
芸術監督:平田オリザ
技術協力:鈴木健介(アゴラ企画)
制作協力:木元太郎(アゴラ企画)
協力:わっしょいハウス、レトル、はえぎわ、舞台美術研究工房 六尺堂、ART COMPLEX、FAIFAI、BANANAディストピア
助成:公益財団法人 セゾン文化財団(西尾佳織 ジュニアフェロー)企画制作:鳥公園/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場特別企画「待つこと、こらえること」
鳥公園×リクウズルーム
2012年に西尾佳織の作・演出でたった1ステージだけ上演した短編作品「待つこと、こらえること」をリクウズルームの佐々木透氏による新演出にて上演します。
今回もたった1ステージだけの特別上演。
どうぞお見逃しなく!
儚さの果て
今回お話をいただき、西尾佳織さんの過去の作品をいくつか読ませていただいた中から、「待つこと、こらえること」を演出することにした。この作品は過去にたった一日だけ、上演されたものであり、今回もたった一日だけの公演なのだ。一日だけの公演というのはなんだか勿体無いような気もするけど、僕はこういう一度だけ、という儚さが好きだったりする。この作品がたった一日だけだなんて! そんな作品との出会い方ができれば、観客として幸せなことはないし、それが作り手側であるならばこれほど表現者として幸せなこともないと思う。
この作品に僕は「願望」というテーマを見た。人は何かを望んだり、何かを求めたりと願い望むことで忙しい。その過程で、待つことは切実な問題であるし、またこらえることなく実現に至ることはない。望んでは儚く散って、求めては儚く消えていく。そういう膨大な繰り返しの中で、今日も僕たちは生きている。そういうささやかな喜びや悲しみが、「待つこと、こらえること」には詰まっている。
リクウズルーム主宰 佐々木透企画詳細
鳥公園×リクウズルーム特別企画
「待つこと、こらえること」+トーク作:西尾佳織
演出:佐々木透(リクウズルーム)
出演:榊菜津美(アマヤドリ)、レベッカ、タカハシカナコ
日時:2015年12月4日(金) 19:30
会場:こまばアゴラ劇場
料金:1,500円(前売・当日)
※鳥公園#11「緑子の部屋」チケット、または予約完了メールの提示で500円引き!
※この回は「緑子の部屋」の上演はございません。
※前売分完売となりました!ご予約ありがとうございます。
※当日券の販売はございません。
鳥公園とは
作・演出の西尾佳織が2007年7月に結成。
「正しさ」から外れながらも確かに存在するものたちに、
少しトボケた角度から、柔らかな光を当てようと試みている。
「存在してしまっていること」にどこまでも付き合おうとする演出が特徴。
東京を拠点に活動しつつ、様々な土地での滞在制作も積極的に行っている。主宰 西尾佳織がアトリエ劇研アソシエイトアーティスト、セゾン文化財団ジュニアフェローに選出。
メンバー:
西尾佳織(主宰/劇作・演出)、森すみれ(俳優・映像・デザイン)、武井翔子(俳優)、萩谷早枝子(制作)
「緑子の部屋」
2014年3月に初演。
大阪公演は大阪市立芸術創造館、東京公演は3331Arts Chiyodaにて上演。
本作はオリジナルキャストでの再演となる。
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